浮島ヶ原自然公園

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トノサマバッタ
緑色型
トノサマバッタ褐色型
褐色型

9月の生き物


トノサマバッタ

Locusta migratoria Linnaeus, 1758 (殿様飛蝗)

分類:直翅目(バッタ目) バッタ科 
保全状態評価:なし

アジア、オーストラリア、ニュージーランド、アフリカ、ヨーロッパ東部に分布します。
日本では、ダイミョウバッタとも呼ばれます。
体長は35mmから65mmになる大型のバッタです。 表側にある翅は、茶色と白のまだら模様ですが、裏側にある翅は薄い黄色で模様がありません。 裏側にある翅に黒い線が入るクルマバッタやクルマバッタモドキとは、ここで見分けることができます。 住む環境によって緑色の体色になる型と、褐色の体色になる型があります。
日当たりの良い草原に住み、イネ科の植物を好んで食べます。 年に2回発生し、秋に産卵した卵はそのまま冬を越します。
普通は生息密度が低いので、体が大型になりますが(孤独相)、 生息密度が高くなると翅が長くなったり体色が黒っぽくなったりします(群生相)。 このようになったトノサマバッタは、飛翔能力が高くなり、集団で行動するようになります。 飛蝗(ひこう)と呼ばれ、田畑の作物を襲って全滅させてしまうことがあります。 アフリカや中国での発生が多いですが、日本でも北海道で起こったことがあります。

浮島ヶ原自然公園では、芝生帯と雑草帯に多く生息しています。 歩いていると次々に飛び立つ様子が観察できます。